リフレーミングで捉え方を柔軟に

こんにちは。話し方アカデミー稲葉です。

今年は日ハムの躍進や大谷選手要するロサンゼルスドジャーズのワールドシリーズ進出など野球ファンにとっては充実したシーズンだったのではないでしょうか。

今年の前半戦3度ほどエスコンフィールドで野球観戦に行きました。

私は行ったことがない場所に初めて行くとき、緊張するタイプなんですが(方向音痴で現地に無事到着するまで不安を感じる)

一度行ってみるとJRでも車でも案内もわかりやすく行きやすい場所でした。

エスコンフィールド

飲食店も豊富で軽食からデザートまで幅広く楽しめるし、野球の試合がない日でもテーマパークとして家族連れで楽しむこともできます。

スタジアムの解放的な雰囲気の影響なのか近くに座った観客同士がお気に入りの選手についての雑談をしたり、日ハムの選手がホームランを打った時はハイタッチで喜びを共有したり、「物静かで恥ずかしがり屋」の気質を持つ道民が殻を破って大熱狂。とロッテマリーンズとのCSファーストステージ後には紹介されていました。

もちろん。新庄監督や選手の頑張り、活躍があってこそではありますが🚩道民が盛り上がるスタジアムとして新たな観光名所になったのではないでしょうか。

エスコン壁画

まだ私が学生の頃の話ですが、とあるミュージシャンが北海道の観客は「ノリが悪い」

と言ったとか言わなかったとか…噂話を聞いたことがあります。

なんとなく悪口を言われたようで残念な気持ちになったものです。

「物静かで恥ずかしがり屋」「ノリが悪い」同じ道民の気質を表現した言葉ですが受け取るイメージは違いませんか?

今回は物事の枠組みを変えることで感じ方やイメージの捉え方が変わる「リフレーミング」について書いてみようと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

リフレーミングの効果

リフレーミングとは、物事の枠組みを変え、違う視点から見るとこを意味する心理学用語です。

考え方の前提を変えることで、ネガティブに捉えていた状況や出来事、他者に対するイメージなどを長所や期待などポジティブなものとして捉えられるようになる効果があります。

その視点を習慣づけると自身のコンプレックスや他人への苦手意識が弱まりスムーズなコミュニケーションへ繋げやすく人間関係を円滑に保つ土台になります。

フレーム

例えば…

「内気」「引っ込み思案」・・・・・「誠実」「思慮深い」

「冷たい」「無口」・・・・・「冷静」「慎重に言葉を選ぶ」

「すぐ調子にのる」・・・・「雰囲気を明るくする」

「自己主張が強い」・・・・「堂々としていて積極的」

というように自他に対して否定的に捉えていた印象が変わりませんか。

そうすると思考の行き止まりが打開され言葉が出やすくなったり、あえて言葉にしなくてもよい。

と自分のコミュニケーションの選択肢が増えたり、口数が少なく「怒っているの?」と感じていた相手を無理なく受け入れたりできるようになります。

まず苦手意識を緩める

苦手意識⇒思考(判断)⇒行動(コミュニケーション)というように私たちは常日頃から苦手意識を感じながらどう判断し行動するか?を考えています。

リフレーミングはそのルートの第一段階「苦手意識」を和らげるアプローチでもあります。

本のハート

ここで一つ気を付けたいポイントを👆

それは無理にポジティブな印象に変えようとしすぎないこと。

ポジティブシンキングが決して悪い訳ではないのですが、会話の内容や相手の性格傾向によって自分の話を聞いてくれない。気持ちを否定された。という印象を与えてしまう危険性があります。

リフレーミングはあくまでも今とは違う視点で物事を捉えてみようとすること。

発想の転換という意味合いがあるので、人間関係コミュニケーションにおいても相手や自分の「今のフレーム」を尊重することも大切になってきます。

人間関係についての苦手意識がコミュニケーションの壁になっている。と思ったら話し方アカデミーでリフレーミングで視点を変えることから始めてみませんか。